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アジャイルチームWG第2回MTG

諸事情により第1回に参加できなかった集りの第2回に参加してきました。
その名も「アジャイルチームワーキンググループ」。

母体は「アジャイルプロセス協議会」という「日本におけるアジャイルプロセスの普及/推進、情報交換」を目的とした集りで、その中の1つのワーキンググループとしての位置づけを持つ集まりです。


私自身ここ6年程、1つのパッケージソフトの導入から保守を基本の仕事として続けていますが、下請けの位置の企業に属していたこともあり、プロジェクトの途中で会社自体の業績の悪化や、業務見直しによる撤退が発生して、そのたびにその仕事を続けるために会社を変えたり、個人事業主で雇ってもらったりと固定の組織の中で仕事をするという感覚が失われていきました。


ある程度の大きさのパソコンのシステムを提供するのには、大手の企業の下に、いろんなところからいろんな人が集められて「プロジェクト」という単位の集まりの中で「チーム」として行動することがあります。そんな経験から個人的には『この仕組みの中で、まずは「チーム」というものになりえるのか?』そんな疑問を持ってこの場にのぞみました。


参加された方は14名。個人事業主から、大手企業の方までいろんな立場の人が集まりました。まずは呼びかけ人であるpapandaさんから立ち上げの意図と、今日の進め方について説明があり、この集まりにおけるポジショニングを確認するためということで、参加者ひとりひとりの自己紹介を兼ねた「チーム観」と「このWGに期待すること」などを話すことになりました。


#少し話は横道にそれますが、企業間で話し合いを行う場において大抵の場合、名前だけ名乗ってすぐに本題に入ってしまうことがありますが、それはもったいないと思っています。名前だけでなく自分の現時点の気持ちを話しておくことで、また周りが聞いて(メモもして)おくことで、その先の話し合いの状態は大きく変わると最近感じています。その「場」での自分の今の「気持ち(意見)」を話すことにより自分の中でも明確になりますし、周りも受け止めやすくなります。時々あるでしょ?「なんで、この人はこういう話をするんだろう?」って思うこと。話はそれが妄想でない場合、経験や立場から出ることが多く、その「立場」だと「こういう話」を納得してきくことができるってことがあるんです。


各参加者の土台を見た後は、3つのグループに分かれての『イイ感じのチームってどんなチーム』というテーマでトーキングセッション。最初は全体で行うつもりだったようですが、予想以上の参加者にその場でやり方を変更となりました。そういう意味では「チーム」というテーマに興味を持った集まりだけあって、主体性と協調性を併せ持っていたなぁとMTGの後で思いました。


私は知り合いが数名いるグループで話し合いをすることになりましたが、知ってはいるものの実際にまじめに言葉を交わすのは初めての人が多くて、またその人の話しを聞いてみたかったこともあり、うれしいグループわけでした。このグループでは、「イイチーム」への想いよりも、いまの「チーム」の環境に興味がある人が多かったようで、以下は私がその中で受け取った言葉。
・この業界だけの特有な状態なのか?
プログラマの職業化により、プログラムが嫌いな人もプログラマをするようになった。
・作るもの(システム)が複雑なものになってきている。
・作るものを作り足せばいいのに、1から作り直している。
・「先輩−後輩」の世界は成り立たなくなっている。
・開始と終了がある「プロジェクト」という単位でくくられて「継続」がない。
・法律などの制約のせいでチーム内でお互い臆病になっている。

そこから発生した感覚は、
・チームメイキングではなく、チームコーディネート
・セパレートできない管理
・1つの会社で成り立たない業界と「答えがわかっていない」成り立ちの完成形
・チームのライフサイクルと「継続」による成長の行方


他のチームで発生した意見も興味深く聴くことができ、「今」の「チーム」という形が「悪い状態」と感じていることと、「良い状態」の「チーム」についての認識はなんとなく「方向性」としては見えていること、それから「その良い状態」にするための「手段」が具体的に見つけられていないこと。が共有できたと思いました。


今後のアジャイルチームWGがどうなっていくのかは、まだちょっと私的には見えていませんが、「ワクワク」していることは確かです。ww