最高の居場所第23回ライブ

コミュニティ「最高の居場所」さんが主宰するライブイベントに参加してきました。
今回はUstreamでも中継担当も引き受けての参加でしたが、いい時間を過ごせました。
#http://www.ustream.tv/channel/ibasho


第23回のライブイベントのテーマは「生き様」。
形式は、ストーリーテリング+ワールドカフェ。


物語はかおりんさん+ほーりぃさんとひろしさんの3人の語り手によって語られました。各話し手の方の内容を詳細には書きませんが、それぞれの物語には、いろんなものが詰まっていて、聴くだけでも自分の中にいろんな想いが生れて、その想いをワールドカフェ形式のダイアログで言葉することで、きっちりと自分の中にカタチにすることができました。


今回の自分が得た考えは2つ。

    1. 思考の前にある言葉のチカラのすごさ
    2. 「承認」は他人の言葉を自分の視点で受け取っているということ


1.思考の前にある言葉のチカラのすごさ

これは人が言葉を発する時は、普段の会話では相手の関係性や、状況、時間、いろんな要素を脳で判断して言葉を出しています。しかし本当に脊髄反射に近い感じで発せられた言葉には、真意のみが含まれていて、その発せられた言葉を聴いた人にも直感的に真意が伝わるということがあると感じました。この「思考の前にある言葉」で、「承認」を受けた時、受けた相手は本当に信頼してその承認を受けることができるのだなぁと・・・。


2.「承認」は他人の言葉を自分の視点で受け取っているということ

これはかなり自分勝手な解釈ですが、必ずしも「承認」をするために言った言葉でなくても、聴いた本人にとっては「承認」になっているという状況があるという話です。マイナスの感情の時には特に、間接的な物事への肯定であっても、本人を肯定していることになっている。そんな感じです。そこから「承認」に対する私の考えがまだまだ不足だったと感じました。そして、自分は誰に承認されたいんだろうという問いも浮かびました。


とここまで書いておいて何ですが、人の「生き様」に関する事を、こう他人が文字にしてしまうとなんとも薄っぺらいモノになってしまうんでしょう・・・。(^^;


今回、講演者のご好意で動画(かおりんの方は音声のみ)をUPしていますので、よろしければご覧ください。


Free TV : Ustream

講演内容の感想とは別にちょっと想ったこと
最近、いろんな集まりにスタッフとして参加させていただくことが多く、純粋な参加者として参加することが少なくなっていました。スタッフとして参加してしまうと、どうしても運用的な視点での思考が優先されてしまい、心からのというか、本当の自分の言葉というのがなかなか出にくいものになってしまいました。そういう意味でも「場」に対する「在り方」をきちんとファシリテーションしてあげることは大切だなと感じました。自分のことや自分の本心に近い言葉で会話するのには、発言する「勇気」というか「覚悟」が実は必要で、そして相手の発言を受け入れる「心」と「脳の仕組み(技術)」を知っている必要があるかなと思いました。