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ワークショップ参加記【グラフィック・ファシリテーション&beyond -

2010年もっとも興味を惹かれていたコトを学ぶ機会を得てきました。


コミュニケーション・プロセス・デザイナーの井口 奈保さんの開催されたワークショップ「グラフィック・ファシリテーション&beyond - Visualize Your Process -」。

<思考回路全開で新しい発見と新しい視点>を生みだすライブレコーディング技術

グラフィックファシリテーションは参加者の発言や対話の流れを文字、アイコン、チャート、絵などを使い、色やフォントも変えながら、大きな白い紙の上に記録します。すると、自分や周りの人の発言がライブレコーディングされていくのを目で読み、再び理解するというプロセスが生まれます。黒い印刷された文字ではなく、壁に描かれた大きく鮮やかな色彩で、罫線に囚われない自由なレイアウトの手書きの情報は、論理脳である左脳だけでなく、視覚を刺激し、感覚脳である右脳にも働きかけ、いつもとは違った思考を刺激し、新しい発見・発想が生まれてきます。脳の研究からも証明されている科学的なアプローチなんです。
                                【告知文より抜粋】
全文:
http://communicationprocessdesign.com/visualize-your-process/

このワークを受ける以前に、実際に参加したイベントで井口さんが描かれている姿、レコードを拝見させていただいて(時にはUST中継もさせていただきました。)、会議で利用するプロジェクトファシリテーションとはまた別に、その魅力の奥深さに惹かれていました。今回のワークショップの告知があった時に、絶対受ける!と思っていたので、まずは参加できてよかったです。
f:id:DiscoveryCoach:20100508085521j:image
2010/05/07-09:Graphic recorded by Naho Iguchi

ワークショップは土曜日のお昼から行われ、まずは参加者の自己紹介+井口さんの「その参加者の自己紹介をLIVEにグラフィックファシリテート」でスタート。リアルに自分の言葉が描かれていく様子、これ以上の説明はないという感じでした。

そして「グラフィックファシリテーション(以下、GF)」では「絵心が必要か?」という、GFに触れた人であれば一度は考え、習う為に最初で最大のハードルとなるコンプレックスについて「うろ覚えお絵描き」というワークで見事に解消し、参加者のワークへの参加を容易にしてくれました。

ワークの詳細について、ここでは書きませんが、私に印象に残ったメモを少し書かせて頂きます。講義部分とワーク部分、個人ワークとグループワークがあり、理解と実践を組み合わせた有意義な時間でした。特に実際に壁に張ったロール紙にいろいろと描くワークではいろいろ気付くことができました。

『自分ジャッジはない』
『ユーモアもキロクする』
『GFのメンタルが文字に現われる』
『「プレゼンス」としてのセルフプレゼンテーション』
『日本語のレタリングは時間がかかる』
※残念ながら、肝となるメモは書くの止めておきました。実際に手を動かし、言葉での説明を受けた時のインパクトはとっておいてあげたくて。ww


今回参加して分かったのは、以前から「レコード」(過去)としての効果しか理解していなかった自分に気付き、GFの描く最中(現在)に対しての影響力、さらにはGFのテンプレートを利用することで、利用する前にそこから始まる時間(未来)に対しても影響力を持つ手法なのだと知りました。井口さんもおっしゃっていましたが、まだまだGFの可能性を発揮し切れていないとのことで、実際にその使い道をしっかりと理解してその場の可能性を引き出してくれる「場」は少ないと。その意味では、出来上がった結果のレコードを見るだけでなく、ライブで描かれる姿、文字、絵に視覚で触れ、GFがその場で発揮する「チカラ」をその場にあった形で追及ことが必要だと感じました。井口さんが途中でおっしゃった言葉に「ミーティングをデザインする」というのがありましたが、まさにその通りなのだと思いました。だからこそ面白い。

この日、私は来年のとあるイベントで、講演者とGFとの掛け合いながらの講義が進み、その場で受けた想いを参加者がTwitterでつぶやき、そしてそれらを利用してダイアログの場に続いていくという「場」を設けたいなと野望を抱きました。企画自体はまだお話できる状況にありませんので書けませんが、それを成し遂げた時、今日のワークへの参加の実践ができたことになるだろうと思います。

懇親会ではワークショップのスタッフの方々ともお話ができ、GFに対する想いや、これからの話が聴けて、すごい刺激を受けました。もちろん、井口さん本人の実直な言葉も聴けて、満足度MAXの時間でした。最後までは居られずに、先に帰り後楽園に向かって歩いて、いろいろ道に迷って、結局最後までいて誰かと帰った方が早かったかもしれないのは内緒ですが・・・。w


今度、私がファシリテートした時に、ビジュアル的なものを描いたら、「それ、あれでしょ?」って言ってくれるとうれしいです。ww


こんなハッピーな気持ちの週末にしてくれた井口さんとスタッフの方々に感謝。

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■井口奈保さんがGFされたイベントブログ
TEDxTokyo yzのブレストでGF


■井口奈保さんの紹介頁
「CHANGE THE WORLD」講師紹介


■井口さんから以前教えていただいて購入した本(英語)

Visual Meetings: How Graphics, Sticky Notes and Idea Mapping Can Transform Group Productivity

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