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2011年のキーワード Vol.1『コワーキング』

今回のブログはCoworking Japan Advent Calendar 2011に参加しています。
今日までの他の方の日記はこちらから→Advent Calendar


■2011年をちゃんと終わらせるために

2011年がもうすぐ終わります。
そこで、ここからの数日は今年自分にインパクト与えたキーワードを挙げて行こうと思います。

まず最初は「coworking」。

このキーワードは2011年8月3日にドカンとインパクトを起こしてくれました。(この日については『New work city 〜Coworkingに触れて〜』で書いています。)

■空間としての魅力

私の理解ではcoworkingはコミュニティの1つの形態です。そこには場のオーナーとそこに集う人が不可欠な要素ですが、現実に空間があることが大事かなと。もちろん、オーナーとそこに集う人がいなければ、ただの箱ですが、場所があることの安心感は大きいなと。

人間のDNAが、帰る場所や居場所に対して安らぎを求め、 独りではなく近くに自分以外の存在を求めると思っています。

人が自分の居場所だと思えるのは受け止めてくれる人の存在と、場に貢献できることも大切な要素だと最近Facebookで『空間を居場所にし、人と人とをつなげる人を育てる会』というグループでメンバーの方といっしょに名物店主のお店に行ったり、coworking spaceでいっしょに仕事をしながら語り合っていて気付きました。つまりは双方向での関わり合いが大切だと。そして、私自身はダイアログファシリテーターとして関わりたい場の一つなんだとも・・・。

現時点では日本におけるcoworkingの世界は、起業を考えている方やフリーランスの方々が集い仕事する場というイメージを私は受けていますが、coworkingには地域性もあり、多様性も許容できるとなれば、『働く』というポイントから地域内の教育の場や自治体、そしてNPOといった社会的な取り組みを行っている方々も利用できる気がします。 そしてこれからcoworking spaceが増えてくると大事な要素として『選択できる』ことも追加されるようになり、ますますcoworkingが活きてくると思います。 人が多様性を持って集う場にはもてなしと対話が必要というのが私の持論なので、ファシリテーター(カタリストと言うのかも)が『居るといいかも』というところまでは考えができてきました。

■企業内コワーキングという考えへ

それとは別に、企業の中にもcoworkingはいい仕組みだと考えています。この考え方は3つに分かれます。

1つ目は、企業の制度としてコワーキングディを設けて、自社外の自宅近くのcoworking spaceで仕事をしていい日を作ること。普段と違う場で働くことは刺激にもなるし、自分の生活する地元を意識できたり、ワークライフバランスにもきっとつながります。

2つ目は、 企業の施設や空間を開放して起業家やフリーランスの人が普通に働いていて、社員の人とも交流を図れるようにすれば、働き方を知ったり考えたり、ガラパゴス化を避けることができるかもしれません。なによりクリエイティブさは引き出される気がします。

3つ目は、既に行われている企業もありますが、フリーアドレス制を進化させて、部署やフロアを超えた完全企業内コワーキング制度です。朝は自部署に出社して、その後は同期や企業内コミュニティのメンバーで同テーブルに座って各自の『仕事』をする。仕事からのスタートが難しいと思う企業さんは、勤怠提出の事務処理日にやってみてはいかがでしょう?

既に企業内でcoworkingを活用しようとする動きはあります。これからの働き方は、より個人に、人間にフォーカスが当たって行くと考えています。そして、一人一人の関わり合いからコトが起こる、これからは『coの時代』になると。そのつながりがコミュニティという単位を無数に生み出すだろうと。

会社のために働く時代から会社と共に働く時代へ
ワークライフ&コミュニティバランス。あなたはどこで誰とどうやって働きますか?