その10を書く前に…。とある書籍を今朝読みました。

ふとリフレッシュルームで打ち合わせをしているチームを見て思ったけど、ディレクターさんが夢を描いて、デザイナーさんが見え方を描いていって、エンジニアがファシリテーションしながら要件を自分が実装するのに必要な粒度に落として、というのはありなのかもしれないと思った。エンジニアに負荷がというのではなくて、ファシリテーター的なことを行なう事で、実装に向けた「いい感じ」ができるんじゃないかなと。

 

これはファシリテーターとして、想いのある方々とコミュニティを構成しながら、フューチャーセッションを考えていったりする時に、想いをホワイトボードに描いて共有して深めて、なぜやるのかに立ち戻ったりしながら、想いの成分やら、要素、拡張性というかその先にあるものなんかが見えてくるとセッションの中身が見えてきて「造り上げる」ことができるというのと似てるなと思ったんですよね。

 

マインドへの変化も必要かもだけど、そういうものかもしれないなという話でした。

 

多分、今朝の出勤でとある書籍を読んだからだと思うけど、なんか、やっとITの現場とコミュニティと、自分がやっていること、やりたいことが同じだったのかもしれないと思え始めた…。

 

とある書籍はこちら。→ 「現場に伝えたい10のこと」DevLOVE関西

 

これはエンジニアでなくても読めるので、思わずギフト購入で社内のディレクターに贈ってみました。さっそく読み始めてくれて「2章まで読みました!けっこう面白いですねー。ディレクタがワイヤーフレーム書くのにcacooって無料のwebサービス使ってるとか、エンジニアがペアで業務に当たってるとか。」って反応くれて、贈ってよかった。

 

ツールもプロセスも、導入の前の「いいかも」と思うのって、講義や研修で学ぶよりも、「実例」という固いものよりも普通の人が書いた想いの入った記録がいいのかもしれない。

 

というわけで、本の紹介でした。w