KPTの研修を受けてきました

 

少し前の話に成ってしまいますが、

最強のカイゼンフレームワーク「KPT」 ~KPTの基礎知識を演習で学ぶ~』に参加してきました。

 

 

元になる本はこちら

「これだけシリーズ」「これだけ!KPT」

これだけ!  KPT

これだけ! KPT

 

 

KPT自体の説明はいろいろサイトがあるので、そちらを見ていただく事か本書を呼んでいただくとしてKPTについての自分の気付きと、この研修についての話、そしてついついこの視点が出てしまうファシリテーターとしての話を書きます。

 

研修についての話

 

・少人数性で自分の現場で利用できる感覚を持てました。

 

 少人数で受けれるので、ワークでのフォローが行き届いて、ファシリテーターのいるKPTの場がどういうものになるかが体感できました。また、参加者同士の対話も起こりやすくて、いい雰囲気ができていたのと、何より自分が分からないことを素直に聴く事が出来ました。

 

・研修後に一度、天野さんに来てもらえという特典がついてます。

 

 これは今年だけの特典なのかもしれませんが、私はこれがあると聴いてこれは絶対受けようって思いました。みなさんも外部の研修を受講されたことがあると経験されていると思いますが、基本的には受講生の背景に合わせての内容はそういう研修ではできなくて、結果として「一般的」な内容、もしくは突飛もないシチュエーションの話がでて自分の現場に落とし込むまでの流れが想像できなくて、聴いて終了となることが。

 

 

KPTについての話

 

 まず、KPTそれぞれの説明について、自分が如何にざっくり導入部をやっていたかに気付かされました。Keep=続ける事、Problem=問題、Try=次回試してみる事。この1つの日本語しか当てはめていなくて、本当は直訳ではなくて、ふりかえりの場で起こること、起こしたいことを考えれば説明の仕方も、例の出し方も変わってくる…。これはファシリテートする時のよい気付きにもなりました。

 

 次は、自分がKPTで書き出していた時に意識できた事ですが、

 私はPを出す時に、既にTと連動させていました。Tryに結びつかないものは解決策がないので、書き上げていないものもあるということになります。実際にTryに結びつかないものを挙げると、Pが自分でコントロールできないことに気付きますが、一人でKPTしているわけではないので、無責任にTryを他の人があげることはでき、それが自分では思いつかないアイデアになります。

  そして、ワークショップでふりかえりで仕事のサイクルを回すということの感覚が学べました。これは、自分の中でも回した結果の見せ方を模索していた部分ですので、目からウロコというかかなり明白な「よさ」を実感できました。どんなワークやったかは内緒w。

 

最後にちょっと気になった事

 

 全体な流れと資料の作りとしても、KPTの場におけるファシリテーションと参加者での分けが少し曖昧に感じました。ファシリテーターとして、実際にやった時の感覚を体感できているのは大事だなと思いながら、KPTを進めるポイントはあくまでファシリテーター側の話なのではないかと考えたりしました。

 

まとめ

 

 既知のことだと思ってることだけに、基礎に知る研修は大事だと思いました。それから、期待に答える研修の姿勢、現場への導入に対してのフォローを行なうところまでデザインされた研修の価値はすごいなと。「活用」できる状態にまで持って行くとすると、現状にマッチしていないということがあり、どう使ったらいいか分からなくなることがツールの説明だと起こりますが、研修中に各自の悩みとしても共有できて、参加者によるディスカッションまでが起きるのはあまり外部の研修ではないのかなと。

  講義途中でも気になる点が気兼ねなく質問できる雰囲気はさすが天野さんだと思いました。

 

天野さんを迎える日に向けて

 

 現在、社内では天野さんに来てもらう為に、まずは自分が学んだから実際のKPT勉強会を行い、現場で行なってもらう流れにしています。実際に現場でやった経験をもって天野さんに来てもらう。この状況を作ろうとがんばっています。

 

 

ちなみに同じ研修が12月12日(木)に実施される様ですので、気になる方はぜひ!

※社内で一度ファシリテーターしてもらえることは、会社の稟議を通しやすくなるかもしれません。

 

[最強のカイゼンフレームワーク「KPT」 ~KPTの基礎と実践を演習で学ぶ~]

日時:2013/12/12 (木) 13:30 - 17:30

場所:東京都台東区上野2丁目7番7号 上野HSビル8F 株式会社永和システムマネジメント 東京支社

http://esminc.doorkeeper.jp/events/6867