JAWS-UG さいたま支部の勉強会でファシリテーターしてきました

先日、AWSについての勉強会を有志のメンバーで開催しているJAWS-UG さいたま支部の勉強会でふりかえりのファシリテーターをしてきました。

参加者で対話をすることは初めての試みということと、会もオープンなので参加者が不特定多数なので想像が難しいしことから、事前のスライドも用意せず、スケッチブックとペン、付箋紙と小さい丸いシール、そしてA4用紙を準備物として用意してもらいました。

それから、主催者のひとりの方から、オープニングに少し対話をさせてみたいとのですが、自分でファシリテートしてみたいと聞かれたので、受付後に参加の目的や自己紹介を書く紙を用意することを提案しました。

勉強会は土曜日に13時から17時で大宮コワーキングスペース「7F」で開催されました。コワーキングスペース好きな私ですが(笑)、7Fを使うのは初めてで、参加者でない利用者も多くいる中でのセッションは初で、開かれた感じはオープンジャムに似てますが、利用者は特にこちらのテーマに興味を持っていない可能性が高いのと、コワーキングスペースが主催になるJerryとも違うのでなかなか得られない新鮮な状況でした。

私にふりかえりを相談してくれた方の想いは、このさいたま支部としての勉強会自体をふりかえりたいというもの。時間は30分。

自分の場作りの基本は、人と場とテーマがあれば成り立つとしてるので、場については到着してから会場を利用者の感じも含めて歩き回りながら把握しました。人については最初はテーマに興味のある人として捉えていましたが、始まってみるとこの勉強会に参加する方の半分が初めての方。当初はこの勉強会の強みや変なところなどの特徴を要素だしして、そこから始めようとしてましたが止めて、勉強会に足を運んだ各自の想い・目的から始めることにしました。

とはいえ30分しかないので、ふりかえりの時間までの休憩時間に度々登場しては、ファシリテートして人の状況の確認、想い・目的を付箋に書いてもらい4人組を私の方でグルーピングするところまでは事前に行いました。本当は参加者自身が共に話す人を「選べる」のがいいのですが、時間的に厳しいのと、ワークショップ的なものへの経験が少ないかどうかは読めなかったので、時間を優先しました。

ふりかえりのセッションでは結果として、この勉強会コミュニティで受けてみたいと思う勉強会のアイデアソンという形をとりました。スマホのゲームではありませんが、使い手(参加者)が直感的に何をするのかわかりやすいもので構成しようと考えて、目的が似た人とグループになって、自分たちが受けたい勉強会のテーマやイベント自体の仕組みの「案」を考えて、発表して、投票するというもの。

スケジュールというか、やることを時系列で提示しておくことも「何をやるのかわからない」という不安感を減らすことに役立ちそうだったので、軽く流れを説明。そこからは、短い時間なので、参加者の気持ちを押す方向での言葉を多く使って場の説明をしました。気持ちを押す、またはグループの交流を進めることは、グループで話しをしている間にもどんどん関わって行きました。グルーピングをする時に、響くキーワードを考えておいて、グループの状態に合わせて声をかける感覚です。

イデアのよしあしに主眼はおかずに、対話の場ができているかに主眼をおいていたので、発表の時間はぎりぎりまで後回しにして、帰り際に投票くらいのデザインにしました。懇親会がその場所でそのまま行なわれることもそのやり方に決めた要因です。

各グループ発表はしてもらって、投票が終わった紙と、グルーピングした紙を主催の方に渡して完了としました。

コワーキングの良さを活かしきれなかった気もしますが、そこを活かすには事前にコワーキングの運営の方と話しをしておく必要がありそうです。

※こちらが参加した勉強会です。

http://jaws-ug.jp/es/jaws-ug-saitama-03/