英語学習勉強会MPPについて

私が裏方をしている勉強会のひとつにMPPというのがあります。
「MPP」は端的にあらわすと、英語学習について学ぶコミュニティです。

MPPはMajide Perapera Projectの略で、私たちが求めているのは「英語の知識習得」ではなく、ぺらぺらと話せることが目的ではないかということで、この名前が付きました。

コミュニティ結成のきっかけは主催の一人である牛尾剛さんが「ITエンジニアのゼロから始める英語勉強法」という本を出版されたことです。牛尾さんはほとんど英語をしゃべれない状態から8ヵ月で海外のカンファレンスで発表するまでにいたり、そのために学習法を意識して、工夫して実践されてきました。この本はその体験した学習法にフォーカスして書かれた本です。そしてその本にある内容を元に英語を話せるようになってみたいという私の想いから始まりました。

しかし、私の英語は義務教育で試験で点を取るための英語学習を行ってきた学習のみで、そもそも英語を話すことに苦手意識があり「苦手だから勉強する」という具体的な目的もないままに英語を学習していることが勉強会を重ねていくたびに分かっていくようになりました。

そこで、MPPでは学習法自体を考える場に変わっていきました。内容は、「英語を学ぼう」と思えるきっかけや、学習の継続にもなることとして、英語にまつわる聴きたいこと、話したいことを中心に構成するようになってきています。

【MPPの勉強会開催目的】
英語が苦手で英語を学んでいるが、思うように進まない、もしくは挫折をしてしまった経験の方や、まだ英語を学び始められていない方に、英語学習のきっかけ、継続学習につながる勉強会を提供することを目的とする。

【開催コンセプト】
・開催側が聴きたいと思うコンテンツで開催する。または英語で伝えたいメンバーからのコンテンツで開催する。

主催メンバ

・牛尾剛
普段はアジャイルコンサルタントのはずなのだが、最近は、「ITエンジニアのためのゼロから始める英語勉強法」という本を趣味で描いてからはこういった講演の依頼が多くなってきた。Agile2011の講演に加え、AgileRoots2014やベトナムでの英語講演もこなしてきた。最近は英語勉強コミュニティ「マジでペラペラプロジェクト」というのを定期的に開催している。でも本当はDevOps好きのRubyist. だったりもする。
 著書:「ITエンジニアのゼロから始める英語勉強法」
http://amzn.to/XRYCPt
 連載記事:「 アジャイルの流儀で英語に挑戦!」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20120920/423906/

・高柳謙
企業の研修デザイン・ファシリテーターを担当。牛尾さんの「ITエンジニアのゼロから始める英語勉強法」を読んで、英語の学習を再開したことをきっかけに牛尾さんと英語学習について考えるグループMPPを始める。
社内で英語ランチも開催していた。

doorkeeper
https://mpp-group.doorkeeper.jp/

カンファレンス実績
http://qcontokyo.com/LT-2_2015.html

書籍「ITエンジニアのゼロから始める英語勉強法」
http://amzn.to/XRYCPt