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研修ファシリテーターのセッションデザイン

「ふりかえり」をなぜするのか?

来月依頼された研修のスタートはそこから始めようとしている。

回答を教えない研修をやってから、考えることで土壌ができあがり、自分で汲んできた水を染み込ませることが大切なことと理解する。そこには思考の流れが潜在する。

そのことと、ファシリテーターとして、場に対してファシリテーションで先回りせずに起きていることに丁寧に反応を返していくやり方は何か同じ感覚なのかもしれないと思えてきた。

初めて行うことが「いい感じ」に感じれるように場に必要なことは手を抜かずに整えること。成功循環モデルの成功は、何も手を加えずに在るがままである必要はなく、出来ることは最大限に活かした在るがままを構築する。

研修が現場の延長に存在するという要素をもたせること。

現場で使いたくなって、使える仕組みや制度の一部を実感させること。

実践する前の不安をなくすための再学習が自分達だけでできるように情報を触れるところにおくこと。

実践後の承認が起きる仕組みを考えて内部の協力を得られるようにすること。

そして、仕掛けるプロセスの根底に、関わる全ての人たちの関係性を対話できる距離感と感覚に再構築する仕掛けを入れ込む。

そこまでをセッションとしてデザインし、ファシリテートする。

研修は道具でしかない。本当のところでは失敗をしにくい現場において、研修は失敗もできるし、実験もできるし、何度でも使える空間と時間である。

なんとなく研修をやるのはもったいない。なんとなく研修を受ける度に、受ける現場は疲弊だけしてしまうかもしれないし、研修に希望をいだけなくなってしまうかもしれないから。