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週末に企業内コワーキングスペースをやってみました

コワーキングに興味を持って、企業勤めの自分がどう関われるかを模索した道のひとつとして、週末に企業の場をお借りしてのコワーキングスペースをやってみるというのにたどり着きました。というわけで、今回は秋葉原にある株式会社ジーブーンさん*1のご協力の下、やってみることができました。以前から、社員の方の社外の人との交流や、いろんな人が集まることを企業のメリットと捉えていただいて、ワークショップや対話会を開催させていただいていて、今回は企業の空間をより有効利用する仕組みとして、企業の非営業日の土曜日にコワーキングスペースとして提供いただいたという流れです。

【告知】
告知はフェイスブック上でのみ行いました。イベントで日にちの設定をして、ジーブーンさんの企業ページにコワーキングスペースとしての情報掲載。*2それらのリンクを利用した個人のウォールでの告知。プラスして、自分の知り合いが楽しんで使ってくれればいいなぁと、個人的な声かけと興味を持っていそうなグループにメールはしてみました。

【内容】

  • 日時:2012年04月12日(日)13:00 - 19:00
  • 場所:株式会社ジーブーン7階会議室フロア
  • 部屋:大きい会議室(18人) + 小さい会議室(8名) + テラス(4名)
  • 料金:1Day DropIn 1000yen
  • 設備:プロジェクター、ホワイトボード、電源、水サーバー、コーヒー、お菓子、ファシリテーター

【当日の様子と企業内スペースのコワーキング活用についての考察】
当日は、13時からということで、私も12時45分くらいに到着。週末ということで、1階玄関の鍵がかかっていて、これは開けっ放しにしてもらうか、案内看板を立てないといけないなぁという感じでした。来ていただいた方の半分くらいは、偶然カードキーを持った別の階の人が入るのに合わせて入ってもらったみたいです。

企業内の場所をお借りして行う場合、企業コンプライアンスとの調整が必要になります。入退室の記録、利用可能場所の限定、鍵の問題。特に週末ですと、社員さんの出入りも少ないので、社員証がカードキーのところは、ドアの開閉を工夫する必要がありそうですね。派生する課題としては、トイレ、買い出しなどがあります。

今回のメンバーは、打合せで利用の3人 + とあるコワーキングスペースのカタリストさんが1名 + コワーキングに興味のある知り合いが1名。そして自分と、ジーブーンの社員さんが2名。空間からすうと人数的にはのんびりとつかえる環境で個人的にはかなり贅沢な時間でした。個人的にほぼつながりのある方でしたので、カタリスト(コワーキングスペースにおけるオーナーというかファシリテーターというか、コワーキングスペースという「場」を集う人たちのコミュニティという「居場所」にする役割)としての動きが十分にできたかは不明です。w
平時に行ってはいないという意味でイベント型のコワーキングスペースということで「Jelly」という単語も掲げてみました。その場に居合わせた方でプレゼンやダイアログの場を設けてお互いにかかわりあえる時間をつくるというもの。今回はジーブーンさんの新事業(新商品!)のプレゼンを社員さんにしていただき、フィードバックを私のファシリテーターで行わせていただきました。自由な発想と各自の個人的なこだわりや習慣からのフィードバックがあっておもしろかったです。

企業内でコワーキングを行うメリットとして、企業側のプレゼンはあると思います。今回は新事業という素敵な素材がありましたが、たとえば企業の社員向けの教育についてや、組織としての取り組み、はたまた人事の方のお悩み相談。企業の抱える課題などでもいいと思います。社員の人と役員と、組織をつかさどる人事の人という内々の関係性での検討に加えて、社外の風も吹き込むという形はいいなと。ファシリテーターとしては「智慧の車座」など短い時間でもできるダイアログの手法もあるので、次回はやってみたいな・・。アプリとか新商品とかのプレゼンもいいし、その人のプレゼン自体へのフィードバックなんかも発生することでしょう。現時点では「利害関係のない」という関係性を活かすのも大事だと思います。

イベント的なものの他には、普通に私自身もコミュニティの仕事をしたり、ジーブーンの中野さんにコワーキング事情をプレゼンしてみたりと、有意義に使わせてもらいました。なんかその場で話題が起きれば、すぐにホワイトボードに書きとめたりして、その場に居合わせた人と共有できるのは楽しいし、有意義でした。企業側のメリットのもうひとつは、社員の人にも「体感してもらえる」というものかもしれませんね。体験するために○○のイベントに行ってください。というのは少しハードルが高いと感じる方は、会社内でやっちゃうのでちょっと寄ってください。ってすると「来る」という行為は発生しやすいかもですね。


【今後】
次回もジーブーンさんにご協力いただいて以下の日程で行います。それ以外にも協力いただける企業さんにお願いしていきたいなと。一度やれれば、私でなくても知り合いの週末起業とかしたい人たちでもやれると思います。空間と人をつなげれば、始められます。コミュニティと企業さんがコワーキングスペースをというのもありでしょう。今は勉強会というテーマ別のイベントとなっているところからすると、すこしゆるい集まりかもしれませんが、かかわりあってもいい場所で過ごすというのは何より楽しいことだと思います。企業内コワーキング以外にも、平日稼働を基本としたコワーキングスペースの週末アルバイト的にカタリストをやってみるというところも出てきています。興味がある方は、まずはすでにあるコワーキングスペースを利用しているみることをお勧めします。コワーキングスペースは単なる仕組みがある施設ではなくて、あなたとその場にいる人との関係性でしかなりたっていない場所なのですから・・。誰もが自分のマイコワーキングスペースを持つ時代がきそう・・。地域性があって、自分と相手の尺度でかかわり合う空間が今後どういう働きを持っていくのか、考えていきたいと思います。

◆次回日程

  • 日時:2012年05月12日(日)13:00 - 19:00
  • 場所:株式会社ジーブーン7階会議室フロア
  • 部屋:大きい会議室(18人) + 小さい会議室(8名) + テラス(4名)
  • 料金:1Day DropIn 1000yen
  • 設備:プロジェクター、ホワイトボード、電源、水サーバー、コーヒー、お菓子、ファシリテーター
  • プレゼン:調整中(募集枠もあります)


コワーキングとフューチャーセンターとファシリテーターの素敵な関係を目指して・・・。

*1:ジーブーンさんは社員の夢を大切にしようとする理念と仕組みを持ち、創造的なオフィスを持つIT企業さんです。

*2:ジーブーンさんのFBでの告知:https://www.facebook.com/ZEEBOON/app_219616731385784