ファシリテーターのための講座を4つ提供はじめました。

今回の告知は、ファシリテーターのためのワークショップシリーズで、場を聴く「傾聴」の回になります。2019/10/28(月)https://faciliview.connpass.com/event/149671/


そもそもファシリテーションのやり方は人の数だけあると思っていて、故に、自身のファシリテーションに関する内容について自分自身で認識できることが土台にあると成長しやすいと考えます。この土台の部分は、ファシリテーションをする「一方手前」な内容になっていて、多くの方は「無意識」でできていることなのかもしれません。無意識から意識的なものに変えることで「普段使い」のファシリテーションになっていきます。

そのための学びとして、自分の「意識」「感覚」「知識」「経験」を認識するところから始める4つのワークを今は提供しています。

 

1.ファシリテーション基礎講座
ファシリテーションをするのに自分の中で何をすることがファシリテーションとして考えらているのか、その考えが場にどのような作用を及ぼすのか、そして、そもそもファシリテーションを受けている状況はどういうことなのかを体感して、自身で明文化して「理解」とする講座です。

 

2.グラフィックレコード・ワークショップ
ファシリテーターとしてホワイトボードや話の流れの把握をするのに「書き取る」ことは大事な「すること」だと考えているので今の自分自身の「発言を聴きながら書き取る」ことをどうやっているのかを認識してもらうワークショップです。絵を書かないやり方で学び、自分が補いたい・欲しい部分をどう学習していくかを考えていきます。

 

3.ファシリテーショングラフィック・ワークショップ
→このワークショップも、実際にどう書くかののテクニックを学ぶのではなく、そもそもファシリテーショングラフィックを「使う」ということが、受講者の現場にとってどういうことなのかを考えてもらうところから始まります。見える化、見せる化によって作用すること、ファシリテーショングラフィックで使える道具、ホワイトボード、模造紙、コピー用紙、付箋、情報カード、現場で使える物を想定して、違いを理解してもらった上で、現場で使えるファシリテーショングラフィックを身につけてもらいます。

 

4.傾聴ワークショップ
→普段「傾聴」と言われると、1人の話をする人から聴くというのをイメージするかもしれませんが、場では、会議では複数の人、グループの発言を聴きます。傾聴のワークショップという形で「話し手」「聴き手」「観察者」という役割で客観視、自分の考え、物の捉え方、「聴いてもらう」ということがどう作用するのかを実践で理解してもらいます。