アジャイル・ディスカッション!!に参加してきました

昨夜はちょうとぽっかり予定が空いて、気になっていた(人にはおススメしてた)場に寄らせてもらいました。

agile-discussion.doorkeeper.jp

初のNagatacho GRIDのB1にあるSpace0に潜入になりました!

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(この天井が高い、広々した空間は好きでした!)


イベントの概要にある「アジャイルを実践されている方が増えてきて、色々と四苦八苦して自分自身で進められている方もいるのではないでしょうか?そんな方たちの悩み事や、気になっていることなど、なんでもテーマに挙げて、みんなで、ディスカッションしようというイベントになります。」という通り、発起人側の木村さんからの挨拶後にすぐ参加者が話したい内容を付箋で書いて、投票して今夜の話すテーマを決めていくというものでした。投票では1つではなくて、複数のテーマに絞られて、そのテーマについて話たい人がグループを作ってディスカッションするという流れでした。

私は「良いScrum Masterに持っていてほしい能力」という問いのグループに参加させてもらいました。

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(ビールとピザと模造紙と付箋w)

集まり自体がテーマとディスカッションという目的が明確な場であることで、みなさん安心して話をしていました。グループの中でテーブルファシリテーションというか、ファシリテーターの役割をしてくださる方もいて、グループメンバーは自分の興味のままに、普段の自分のままに、現場の悩みもリアルに話せている場になっていました。Scrumというコンテキストがしっかりとあって、その上での話をしているので、知らない人がいたら、「?」となるのでしょうが、そういうのが少ないのと、「?」となっていたら、参加者全員がファシリテーターみたいな状態になっていたので、ほっとかないw。私はしばらくはこのディスカッションがどっちの方にいくのだろうと、行く末を眺めながら、距離感を測りつつ、付箋にメモを取っては模造紙に公開することをやっていましたが、いい感じに巻き込んでいってもらいました。

面白かったのは、悩みも持つスクラムを始めたばかりの人たちが話しているところに、ある意味「怪物級」なスクラムマスターがふらりと場に寄ってきて、どかどかと持論をぶちまけて、その中から悩み多きスクラムマスターが自分の現場に向く素材を探して拾って帰るような感じの場になっていたことです。OST(オープンスペーステクノロジー)のハチや蝶のような役割かたなと思いながらも、言いたいことを話していく姿が「シン・ゴジラ」のようで楽しかったです。でも、その人たちがさすがなのは、「問い」に対して、自分が答えるために必要な「軸」について質問されていて、その回答から課題のおおよそを理解した上で、ポイントになる経験をポンポンと答えるんですよ。どんだけいろんな場を体験してきたんだよ…って参りました。

最後にそれぞれのグループで話した内容を共有して、そのままその場で余白の時間を好き勝手に使う。この余白時間はすごい大事だし、それがすごくいい場になっていました。少し話をして気になった発言をした人にいろいろ聴いたり、伝えたりできる時間。ネットワーキングというのではなく、全体アスク・ザ・スピーカーみたいな感じで、私もゆるゆると話したい人と話して、場を後にしました。

帰ってから、ディスカッションしたことは「何だったんだろう…」と思って、グラフィックレコード風にまとめてみました。

個人的に響いたのは「チームがスクラムっぽくふるまえるようになってきた時に、これでいいのかな…」と思ってきてという方がいて、それは大事なポイントだなと。後は、コミュニケーション力というかチームに信頼されるとかもありながら、「スクラムイベント」という言葉を使っている人がいたことと、ふりかえりの場ではいろんなやり方があって、その場の状況、スクラムの習熟度、成熟度に合わせて「チーム」に対していろんなやり方をされているという、その「工夫」がしっかりと「人」に向き合っている感じがしていいなぁと思いました。

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次回も開催されるようでしたので、気になる方はこちらをチェック!

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