MPPという英語の学び方について
【報告】MPP×高田馬場 2014.01.30
先日の英語についてのエントリーからの流れですが、現在参加しているMPP(マジぺらぺら)*1という英語ぺらぺらになろうよというコミュニティの集まりが昨日あったので、書いてみます。
【昨夜の集まりの流れ】
1.【共有】まずはお互いに自分の英語の状況について報告。
2.【検討】今日の学び方について、課題、やり方、効果を考えて決める。
3.【実践】学び方を実践してみて、学んだ結果をフィードバックする。
4.【学習】聞き取りCDを利用してシャドーウィングで発音を意識する。
5.【終了】解散(食事・飲みは各自自由)。
【共有】
私の最近の話しは、社内でのnativeな人との交流についてや、「英語が話せない」状態ということについて自分の状況を語りました。ややマインド寄りな話しをしました。
【検討】
今回は参加者が私と牛尾さんの2名での時間でしたので、私の「英語が話せない」状態に対して「話せる」状態へ近づける為の英語学習法について話して、牛尾さんの提案で2つの方法を試してみる事にしました。1つは「コミュニケーションを重視する学習法」。もう一つは「反射を増やす学習法」。
【実践】
【1.コミュニケーション重視な時間】
「知り合いになれたnativeの人にさえ、いざ英語でしゃべろうとすると英語の受け答えを想定して冷や汗がでて話しかけるのを躊躇するという」私の体験から、正しく話そうとしてるのが問題という基本的な話になり、さらに話す時に相手に対して「話せないなんてなんて恥ずかしい自分なんだろう」とか「話せない自分と話してもらって申し訳ない」と思いながら接しているかもという意識が、初めの一言がでないこともあるかもと。その時に逆に片言の日本語の外人に対してどういう気持ちになってるか…という話になって、いやそれは優しく接するし、日本語を話すのは難しいと相手を理解しようとしますよ。という話に。w
では、相手も自分も私の英語はだめだめとわかった上での会話をしてみましょう。ということになり、5分間牛尾さんには日本語が分からない外人役になってもらい、私も自分の英語は弱くて単語ならべてもいいから会話する練習をしてみました。この学習法をやってみた感想ですが、気持ちの部分を切り替えての練習は効果が私にはあって、いつもよりは言葉がでました。それでもまだ文章を組み立てようとしてましたけど。(^-^;
【2.英語の反射を増やす】
今の自分が使いそうのシチュエーションをいっしょに考えて、日本語の意味よりも、子供が言葉を真似る感覚で、牛尾さんから教えてもらった短いセンテンスを口真似、発音真似、反復で覚えて(しかも、これはおどけながらが有効とかも付加してw)、実際に牛尾さんと英語で会話して反射してみるという、反復を利用した短期の暗記とシチュエーションでの感覚を掴むことで反射の記憶領域に落とす。そんな感じの学習をやってみました。この学習法は私が中国語を話すようになった時にも買い物の時はこう声を発すると習ったのと似ていて、文字でみなさんに伝えるのは難しいですが、「意味」よりも「感覚」で話してる感じで、使えるような気になりました。*2
【学習】
MPPは「ぺらぺら」がゴールですから、英語を口に出すためのことに主眼を置いていますから、「発音」は大事にしています。いわゆるカタカナ英語ではないnativeな音の発し方に。何度目かのTryでしたが、いつやってもそんなに唇、舌、顎を使って音を発していることに戸惑います。似た様な音を全然違う方法でも出せるので、こればかりは人の顔まねにも似た感じでしっかりと同じ発音にもっていきます。本当は発音記号の理解まで持って行きたいのですが、そこまではまだまだいかない感じです。
【終了】
軽くMPPの時間についてのふりかえりや、コミュニティについて、それから次回のやり方なんかを雑談して終了でした。
【やってみて思った事】
今回は私の英語を口に出す、私なりのMPPな感覚になるために障害になってる部分を越えるための練習法をやってみました。MPPの集まりでは、皆が毎回同じことをするのではなく、その人にとって何をすることが英語を話すことにつながるのかを考えて練習法を試すなんてこともできる場になりそうです。苦手な英語を話す為の過程においては学習方法の話しをする前に、話せていないという状況に対する自分の気持ちとの向き合い方が最初にあってもいいのかもしれないという考えをより強く思うようにもなりました。そして、それ自体は英語学習に対する個々の考え方で全然違っていることや、もちろん話せる人には理解できないものだし(理解する必要もないんですよ、もちろんw)、牛尾さんが言った「英語についてはなぜかみんな容易に話せるようになる魔法があるような感じを持っているのかも…」というのが印象的でした。
今年のテーマなのかもしれませんけど「やらない理由を解きほどいて、その障壁にどう立ち向かうか…」そんなことが英語の学習にも存在するなぁと思いながら、利用したコワーキングスペース「東京ハート」のオーナーが作ってくれたやきそばを食べて帰りました。