【番宣】3月22日にふりかえりのワークショップを担当します

本当に「明日から使える」という意味では正しい日曜日に開催のイベントが今週末3月22日(日)にあります。

Agile Samurai Basecamp 2015.03 はじめてのふりかえり

 場所:東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号渋谷マークシティ ウエスト13階
    株式会社サイバーエージェント


「ふりかえり」といえばKeep、Problem、Tryを付箋などで上げて共有する「KPT」がポビュラーですが、実際にふりかえりをするのはどんな時でしょう?何かツールや手法を知った時に、まずはすぶりして(試して)みたくなる私ですが、ツールのプロセスが明確な場合は、各プロセスで参加者に何が起こっているのかをすぶりの後に自分のフィードバックで明確にするようにしています。そこからどんな時に何が良さそうかをマッチングさせてみる。「ふりかえり」と一言で言ってもいろんなやり方があるもので、あなたがやってみたいふりかえりはいったいどんな「ふりかえり」でしょう?

主催は「agile samurai base camp」という「アジャイルサムライ」を読んだ人が、「さて、どう始めようか…」となったりするところを、しっかりと初めの一歩を踏み出せる様に実践もして、さらに実践者との交流も行なえるという場ということです。

 

さて、今回の「ふりかえり」のイベントですが、講演パートとワークショップパートが別れていて、講演パートは「アジャイルサムライ」の監訳者でもあり「agile samurai base camp」の主催の一人でもいらっしゃる西村直人さんによる「そもそもふりかえりとは」という内容の講義が行なわれます。私の担当するワークショップは講演後の時間で、実際にふりかえりを体験してみるというものです。もちろん、単にふりかえりを実施するというものではなくて、ふりかえりに参加する部分、ふりかえりをするとはどういうことなのかを考える部分、そして、実際に自分の場でふりかえりを提案して実践するための部分というカタチで行なう予定です。

 

例えば、ふりかえりというのは、「何のために」という部分が前提にありますが、自分自身がそのふりかえるテーマに対して「どう考えているのか」を考えて、表層化して、表現して相手に伝える必要があります。これは「リフレクション」と呼ばれる部分になると考えていて、外部の勉強会でも自分の現場で実際に他のメンバーと共に行なうと「あんまり変なことは言えない」とか「ちょっといいこと言いたい」とかいうのが、深層心理的に発生してしまって、本当に自分が言いたいことになっていない場合が有ります。また、ふりかえりをやったことない現場に対して提案してやってみる場合、最初だし一番メンバーに迷惑がかからない時間にしようとして、金曜日の定時ぎりぎりにやることになったとすると、参加者な「早く帰りたいな…」とか「疲れたなぁ…」という状態になっていて、勉強会で聴いたようななんか楽しい雰囲気が再現できない…ということが発生します。


そこで、今回のふりかえりのワークで、自分が実際にどういうふりかえりをやってみたいかを明確にして、明確にした上で、ワーク後の実践者達の事例発表を聴いて、相談したり、悩んだりする、そういう場になると想像しています。


「リフレクション」部分についても私のファシリテーターの知り合いである「リフレクション・コーチ」の向井 清二さんを向かえて、普段のIT勉強会から一歩専門性にも踏み込んだ内容でお届けしたいと思います。


期日が迫っている上に、3月22日は魅力的なイベントも多く行なわれていますが、もしご都合と興味が一致しましたら、ぜひご参加ください。

 

Agile Samurai Basecamp 2015.03 はじめてのふりかえり