ソース・プログラム・ワークショップ 第1日目

昨年末に「最高の居場所」という集まりで未来の自分が達成したことを描く「ドリームマップ」というワークショップに参加した時、同席した人から教えてもらった「ソース」というプログラム。


受講した経緯は上記のように「縁」な感じではありますが、自分のワクワクを探り、方向性を考えるというアプローチはビジョンありきの目標達成型の成り立ちに疑問を感じ始めていた私にはサクッと心に響いたというのが実は裏にあります。


もう何年も前から自分が所属してきたような30名程度の企業で二次請け的にプロジェクトに参画する企業ではベンチャー企業のように強い社長や上位陣の「想い」があれば別ですが、大抵企業ビジョンそのものがなかったり、形骸的なものでしかなかったりします。


そのそもそもなかったり形骸的になっている企業のビジョンに対して、「社員がビジョンを意識すればうまくいきます。」とか、「最近の若い人はビジョンをもてないからだめなんだ」と批判的に指摘するのは意味がないと思うようになりました。そして、先にビジョンを考えるよりも、もっと個人にフォーカスした方法(例えばコーチング)で、やりたいことを見つけて、それを企業で活かせるかどうか考えるという真逆のアプローチができないかと思っていました。


今回受けたソース・プログラムはその想いに似ていると思ったのと、私自身が本業副業の中で悩んでいたこともあり、そんな中で知人から勧められたということはタイミングなのだと妙に納得して申し込みを行いました。


9日、10日と2日間にわたるワークの第1日目の今日は自己紹介と自分のアンバランスさを確認する作業、そして「過去」にフォーカスして自分のワクワクの根っこを見つけていくワークが大きな流れでした。


受講者数は私も含めて3人でしたが、プログラムをこなしていく中でこの人数ぐらいでの開催が自分のワクワクを探っていくという作業ではいい感じなのかもしれないなと思いました。しっかりと考える時間も、発言する時間もとれてじっくりとり組むことができました。(後でお聞きした話では人数に合わせてやり方は変えたりするとのことでした。)


今回のソース・プログラムはトレーナーである村松 賢一さんと大八木智子さんが2人でタッグを組まれ、サポートしてくださいました。お二人ともコーチングのコーチもやられているということで、コーチングも活かされているなと感じました。


そんなトレーナーさんお二人の掛け合いから作られた雰囲気がよく、また私以外に受講された方々との不思議な人生の組み合わせと雰囲気に、「自分を探る」という普段なら初対面の人がいる場合には、やりづらい作業も、ほぼ「素」な状態で行うことができました。感謝です。


受けた感想としては正直に言うと、自分の過去を観るのにこんなにも自分の心が揺さぶられるとは思いませんでした。そして、自分の中学高校時代の記憶が薄かったのが意外でした。「濃い」時間とその「今」という時間にぼっとうしていた時代だったのかなとも後で思いましたが・・・。


というわけで、予想以上に体感できたいい時間で、翌日の2日目が待ち遠しいものとなりました。

>2日目に続きます。ww